NISAの利回りに、満足していますか?
ノリス正直に言います。
僕はNISAでオルカンを積み立てていて、年利5%に「ありがたい」と思っていた。
でも月2万円積み立てて、年末に見た含み益は12万円。 月に換算すると1万円。
「…これ、生活変わらないな」
そう思ってしまった自分がいた。
NISAが悪いわけじゃない。20年後には大きな資産になる。頭ではわかっている。
でも、今月の生活が1ミリも変わらない投資に、正直もどかしさを感じていた。
そんな時に出会ったのが、ハンガリーフォリントという通貨だった。
トルコリラでもない。メキシコペソでもない。 EU加盟国の、聞いたこともない通貨。
でもこの通貨に50万円を入れた翌日から、毎日780円のスワップ収入が届き始めた。
月に換算すると約23,000円。 NISAの積立で1年かけて得た含み益を、2ヶ月で超えた。
ハンガリーフォリントとは何か



ノリスが興奮しておるが、まず基本を押さえておこう。
ハンガリーフォリント(HUF)は、ハンガリーの法定通貨じゃ。 1フォリント=約0.47円(2026年3月時点)。
「ハンガリー? 聞いたことはあるけど、投資先としてはピンと来ない」
そう思うのが普通じゃ。だが、以下の3つの事実を知れば印象が変わる。
事実①:EU加盟国である ハンガリーは2004年にEU(欧州連合)に加盟し、NATOにも加盟しておる。トルコリラやメキシコペソのような「新興国通貨」とは、制度的な安定性が異なる。OECD加盟国でもあり、国債格付けも投資適格級を維持しておる。
事実②:政策金利6.25%(2026年3月時点) 日本の政策金利は0.5%。その差は5.75%。この金利差が、毎日のスワップポイントとして投資家に届く仕組みじゃ。
事実③:1フォリント=約0.47円という「安さ」 この安さが意味するのは、同じ50万円でも他の通貨よりはるかに多くの量を持てるということ。量が多ければ、受け取るスワップも多くなる。これがHUFの投資効率の源泉じゃ。
ただし、為替変動により元本割れの可能性がある。スワップ収入を上回る含み損が発生することもある。EU加盟国だからといって為替リスクがないわけではない。この点は忘れるな。
僕がトルコリラ→メキシコペソ→ハンガリーフォリントと渡り歩いた理由



僕のスワップ投資の遍歴を話させてほしい。
最初はトルコリラだった。 スワップは1日890円。月約27,000円。数字だけ見れば最高だった。
でもトルコリラは94円から3.5円まで落ちた通貨だ。
僕が買った後も含み損は膨らみ続け、「スワップで稼いでも為替で溶ける」状態が続いた。
次にメキシコペソを試した。 トルコリラより安定していて、スワップもそこそこ。
でもレートが9円台まで上がり、50万円で持てる量が少なくなった。 同じ50万円でも、もらえるスワップは月5,000円程度。
「もっと効率のいい通貨はないのか」
そう思って調べているうちに見つけたのが、ハンガリーフォリントだった。



ノリスの体験を、数字で裏付けてみよう。
同じ50万円を入金して、それぞれの通貨を買った場合、毎月の生活がどう変わるか。
| トルコリラ(TRY) | メキシコペソ(MXN) | ハンガリーフォリント(HUF) | |
|---|---|---|---|
| レート | 約3.7円 | 約9.0円 | 約0.47円 |
| 50万円で持てる量(レバ2.9倍) | 約27万通貨 | 約11万通貨 | 約300万通貨 |
| 1日のスワップ | 約890円 | 約170円 | 約780円 |
| 月間スワップ | 約27,000円 | 約5,100円 | 約23,400円 |
| 生活への影響 | スマホ+サブスク+電気代+外食1回 | コンビニコーヒー月17杯 | スマホ+サブスク+電気代 |
| 為替リスク | 極めて高い(94円→3.5円の実績) | 中程度(9円台は割高感) | EU加盟国だが利下げ傾向あり |
※2026年3月時点の実測スワップに基づく概算。為替変動なし・スワップ一定の仮定。実際の投資成果を保証するものではありません。各社の最高水準で計算(TRY:セントラル短資FX、MXN:LIGHT FX、HUF:LIGHT FX LIGHTペア)。
この表を見れば構造がわかる。
トルコリラはスワップが最も高いが、為替リスクも最大じゃ。94円から3.5円まで落ちた通貨を長期保有するには、相当な覚悟がいる。
メキシコペソは安定しているが、レートが9円台まで上昇したため、50万円で持てる量が少ない。結果、月のスワップは5,000円程度にとどまる。
ハンガリーフォリントは、1フォリント=0.47円という安さのおかげで、同じ50万円でも300万通貨という大きな量を持てる。 だからスワップの「単価」ではトルコリラに劣るが、「量×単価」の掛け算で月23,000円に達する。
これがHUFの投資効率の正体じゃ。
ただし、繰り返す。HUFにもリスクはある。 ハンガリーの政策金利は利下げ傾向にあり(2026年3月時点6.25%)、今後スワップが減少する可能性がある。
EU加盟国とはいえ、オルバン政権とEUの関係は不安定じゃ。「EU加盟国だからリスクが低い」と短絡的に考えてはならん。
ハンガリーフォリントの3つの構造的強み
強み①:EU加盟国×高金利という希少な組み合わせ
高金利通貨は世界にいくつもある。トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド。しかしその多くは政治的に不安定な新興国の通貨だ。
ハンガリーフォリントが異質なのは、EU加盟国でありながら政策金利6.25%という点。EU加盟国の通貨でこの金利水準は他にない。
EUの枠組みに入っているということは、財政規律の監視を受け、貿易面でもEU単一市場の恩恵を受けているということ。
ハンガリーの最大の貿易相手はドイツであり、輸出入の約7〜8割がEU向け。経済基盤が完全に欧州経済圏に組み込まれている。
もちろん、オルバン首相とEUの政治的摩擦は存在する。
EU補助金の凍結問題も過去にあった。だが制度的なセーフティネットがあること自体は、トルコやメキシコにはない強みだ。
強み②:「0.47円」が生み出す投資効率
1ハンガリーフォリント=約0.47円。これは米ドル(約150円)の300分の1以下。
この安さが意味するのは、同じ資金で桁違いに多くの通貨量を持てるということ。
50万円・レバレッジ2.9倍で計算すると、約300万通貨を保有できる。300万通貨×1日約2.6円(100万通貨あたり)=1日約780円。年間に換算すると約285,000円。
投入資金50万円に対する年間スワップ利回りは理論上約57%になる(為替変動なし・スワップ一定の仮定)。
この「量の力」がHUFの投資効率の源泉だ。
※上記は為替変動なし・スワップポイント一定の仮定に基づく理論値です。実際の投資成果を保証するものではありません。
強み③:ユーロとの連動性(情報の拾いやすさ)
ハンガリーフォリントはユーロとの相関が高い。EUR/JPYが動けばHUF/JPYも同方向に動きやすい。
これは投資家にとって意味がある。ユーロ圏の経済ニュース(ECBの金融政策、ドイツの景気指標など)を追っていれば、HUFの方向性もある程度読める。
「情報がまったく手に入らない未知の通貨」ではない。
それでもリスクはある。正直に書く



ここまで読むと「HUF最高じゃん」と思うかもしれない。
でも僕はメキシコペソで約9万円の損切りを経験している。
含み損を抱えたまま半年間、毎日スワップが届くのに心が重かった。
HUFでも同じことが起きる可能性がある。 だから、リスクを書かないわけにはいかない。



ハンガリーフォリント投資の主なリスクを4つ述べる。
① 為替変動リスク HUF/JPYは2024年に0.38円→0.47円と大きく動いた実績がある。上がることもあれば下がることもある。スワップで受け取った以上の為替損失が出る可能性は常にある。
② 金利低下リスク ハンガリーの政策金利は2023年の13%から2026年3月の6.25%まで段階的に引き下げられてきた。利下げが続けばスワップポイントは減少する。「今のスワップが永久に続く」と前提を置いてはならん。
③ 流動性リスク HUFはマイナー通貨じゃ。米ドルやユーロに比べて取引量が圧倒的に少なく、スプレッドが拡大しやすい。特に早朝や経済イベント時には、想定外のスプレッドが発生する。
④ 政治リスク オルバン政権のEUとの摩擦は定期的にニュースになる。EU補助金の凍結、法の支配を巡る対立。これらがフォリント安に繋がることがある。2026年には総選挙も控えておる。
要するに、HUFは「少額で大きなスワップが届く代わりに、為替リスクを引き受ける」仕組みじゃ。
リスクを取れない人は、このまま読み進めなくてよい。NISAだけで十分じゃ。NISAは素晴らしい仕組みだ。
NISAの畑はそのまま。果樹園を1本加えるだけ



誤解しないでほしいのは、僕はNISAをやめていないということ。
NISAは畑だ。種を蒔いて、20年かけて収穫する。 それはそのまま続ける。
ハンガリーフォリントは果樹園。 50万円で苗を植えたら、翌日から毎日果実が届く。
畑を耕しながら、果樹園も持つ。
資産の100%をHUFに突っ込むのではなく、貯金の一部(50万円)を果樹園に回す。
僕の場合はこうなっている。
| 資産の役割 | 手段 | 僕の配分 |
|---|---|---|
| 長期資産形成(畑) | NISA(オルカン) | 毎月の積立を継続 |
| 月次スワップ収入(果樹園①) | トルコリラ(セントラル短資FX) | 50万円 |
| 月次スワップ収入(果樹園②) | ハンガリーフォリント(LIGHT FX) | 50万円 |
NISAで未来を作りながら、スワップで今月の生活を少し楽にする。 この「二刀流」が僕のやり方だ。
全資産を動かす必要はない。50万円だけでいい。
ハンガリーフォリントのスワップ投資を始める3ステップ



ここまで読んで「やってみたい」と思った者に、具体的な手順を示す。
ステップ①:口座を開設する
HUF/JPYを取り扱っているFX会社は現在5社。その中でスワップ水準、スプレッド、建玉上限を総合的に比較して選ぶ。口座開設はスマホで最短5分。入金は後からでよい。
👉 ハンガリーフォリント スワップポイント比較ランキング|5社の実データで比較 →
ステップ②:入金して、HUF/JPYを買う
50万円を入金し、レバレッジ2〜3倍の範囲でHUF/JPYを買い建てする。ノリスの場合は300万通貨(30 Lot)をレバレッジ2.9倍で保有しておる。
重要なのは低レバレッジじゃ。レバレッジを上げれば短期的なスワップは増えるが、ロスカットまでの距離が縮まる。
スワップ投資は「ロスカットされないこと」が大前提。ノリスのレバ2.9倍は証拠金維持率867%に相当し、HUFが0.35円まで下落しても耐えられる設計じゃ。
ステップ③:毎日届くスワップを確認し、放置する
翌営業日からスワップポイントが付与される。あとは基本的に放置じゃ。月に1回、証拠金維持率とスワップの推移を確認すれば十分。
やることは3つだけ。口座を開く。入金して買う。放置する。
ただし、くどいようだが為替変動リスクがあることを忘れるな。スワップ収入を上回る含み損が発生する可能性は常にある。低レバレッジの設計を崩してはならん。
ノリスの実際のHUFポジション
口座選びの参考に、僕の現在のポジションを公開します。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 口座 | LIGHT FX(LIGHTペア) |
| 通貨ペア | HUF/JPY LIGHT |
| 入金額 | 500,000円 |
| 保有量 | 3,000,000通貨(30 Lot) |
| 実効レバレッジ | 2.9倍 |
| 1日のスワップ | 約780円 |
| 月間スワップ | 約23,400円(理論値) |
まとめ:HUFは「NISAの次」を探している人のための選択肢
この記事で伝えたかったことを整理する。
NISAは素晴らしい。それは前提だ。 でも「今月の生活が変わらない」というもどかしさを感じている人がいる。
ハンガリーフォリントは、そのもどかしさに対するひとつの選択肢。
EU加盟国の通貨で、政策金利6.25%、1フォリント=0.47円。 50万円で月約23,000円のスワップ収入が届く(為替変動なし・スワップ一定の仮定に基づく理論値)。
ただし為替リスクがある。金利低下リスクがある。政治リスクがある。 スワップで稼いだ以上に、為替で損をする可能性がある。
それでも「NISAの畑に、もう一つ果樹園を加えたい」と思うなら。
まずはどのFX会社が一番条件がいいか、データで確認してみてください。
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よくある質問
免責事項
※本記事は筆者(ノリス)の投資体験に基づく個人的見解であり、特定の金融商品・投資手法を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。スワップポイントは金利動向等により日々変動し、将来の利益を保証するものではありません。記事内のシミュレーションは為替変動なし・スワップポイント一定の仮定に基づく理論値であり、実際の投資成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。










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