ノリススワップ投資を始めようと思った。 でも、最初にぶつかる壁がある。
「どの通貨を買えばいいのか?」
メキシコペソ、トルコリラ、ハンガリーフォリント。 高金利通貨と呼ばれるものはいくつかあるけど、正直、違いがわからなかった。
僕は全部調べて、全部シミュレーションして、実際にメキシコペソも買ってみた。
最初の月、スワップの通知が届いた。 月5,100円。
…悪くはない。でも正直、これで毎月の景色が変わる実感は湧かなかった。 コンビニコーヒーが毎日タダになる程度。 50代の僕が求めていた「生活のゆとり」には、まだ遠い。
そこから更に研究を続けて、最終的にトルコリラとハンガリーフォリントを選んだ。
この記事では、僕がなぜその結論に至ったかを、数字で見せます。 読み終わった時、あなたも自分の答えが出ているはずです。
「50万円で毎月いくら届くか」で比べる
通貨を選ぶ時、政策金利やGDP成長率を並べるサイトが多い。
しかし本当に知りたいのは「自分の財布にいくら届くか」だ。
同じ50万円を使って、それぞれの通貨を買った場合、毎月の生活がどう変わるか。
これだけを比較すれば、答えは見える。
| 比較項目 | メキシコペソ | トルコリラ | ハンガリーフォリント |
|---|---|---|---|
| 現在のレート(2026年3月) | 約9.0円 | 約3.59円 | 約0.47円 |
| 50万円で持てる量(レバ2倍) | 約11万通貨 | 約27万通貨 | 約210万通貨 |
| 1日のスワップ(概算) | 約170円 | 約890円 | 約550円 |
| 月間スワップ(概算) | 約5,100円 | 約26,700円 | 約16,500円 |
| 年間スワップ(概算) | 約62,000円 | 約324,000円 | 約200,000円 |
| 生活への影響 | コンビニコーヒー毎日1杯 | 塾代の半分、または毎週の外食 | スマホ代+サブスク全部がタダ |
※2026年3月時点の実測スワップに基づく概算。為替変動なし・スワップ一定の仮定。実際の投資成果を保証するものではありません。



この表を見た瞬間、僕は「あれ?」と思った。
同じ50万円なのに、メキシコペソとトルコリラで月のスワップが5倍以上違う。
月5,100円と月26,700円。
コンビニコーヒーが毎日タダになるか、塾代の半分を賄えるか。 同じ50万円でも、通貨を変えるだけで生活の絵がまるで違う。
3通貨の「性格」を知る
金額だけ見ればトルコリラが圧勝だ。
しかし、スワップが高いということは、それだけリスクも大きいということ。
3通貨にはそれぞれ「性格」がある。
ここからは1通貨ずつ、僕が調べた結果とAI爺の客観データを合わせて整理していく。
メキシコペソ 「優等生。ただし、遅い」
メキシコペソはスワップ投資の世界では「最強の安定通貨」と言われている。
実際、値動きは3通貨の中で最も穏やかで、格付けも投資適格。米国経済との結びつきも強い。
僕も最初はメキシコペソを買った。でも、2つの壁にぶつかった。
1つ目は「割高感」。
1ペソ=約9円。2〜3年前は6〜7円台だった。今から入るには、すでに上がりすぎている感覚がある。
2つ目は「スピード」。
50万円で月5,100円。年間約6万円。悪くはない。
でも50代の僕が「毎月の景色を変える」には、力が足りなかった。
客観データを補足しておく。
- 政策金利:約9%(2026年3月)。利下げ局面に入っており、今後スワップが減少する可能性がある
- 為替リスク:3通貨の中で最も低い。過去5年の対円変動幅は比較的小さい
- 投資効率:レートが高い分、同じ資金で持てる量が少ない。少額投資には不向き
トルコリラ ─ 「爆発力。ただし、台風が来る」



トルコリラのスワップは圧倒的。
50万円で月26,700円。
でも、トルコリラには「暗い歴史」がある。
過去10年で、トルコリラの対円価値は約8分の1になった。
2015年に1リラ=約45円だったものが、今は約3.6円。
つまり、スワップで受け取った以上に、為替で大損した人が大量にいるということ。
それでも僕がトルコリラを選んだ理由は、2つある。
1つ目は、「今のレートが底値圏に近い」という感覚。 3.6円。ここからさらに8分の1になるには0.45円まで落ちる必要がある。 あり得なくはないが、現実的にはかなり厳しい水準。
2つ目は、「証拠金維持率1,336%」という余裕。 レバレッジ1.8倍。ロスカットラインは約2.0円。 ここまで落ちるには、今から44%の暴落が必要。 その間もスワップは毎日届き続ける。



重要な注意を述べておく。
「底値圏に近い」というのはノリスの個人的な感覚であり、 将来の為替レートを予測するものではない。
トルコリラがさらに下落する可能性は十分にある。
客観データ
- 政策金利:約38%(2026年3月)。異常な高金利だが、インフレ対策のため
- 為替リスク:3通貨の中で最も高い。年間20〜30%の下落は過去に複数回発生
- 投資効率:レートが低い分、少額で大きなポジションが持てる。スワップ額も突出
ハンガリーフォリント ─ 「隠れた優等生。効率が良い」
ハンガリーフォリントの存在を僕が知ったのは、Xでの情報収集がきっかけだった。
1フォリント=約0.47円。メキシコペソの約20分の1。つまり、同じ50万円で持てるポジションが桁違いに大きい。そしてスワップも、メキシコペソより効率が良い。
さらに調べてみて驚いたのが、ハンガリーはEU加盟国だということ。トルコやメキシコと違い、EUの経済圏に組み込まれている。国債格付けもBBB(投資適格)。
トルコリラほどの爆発力はないが、メキシコペソより効率が良く、リスクはトルコリラより低い。「ちょうど真ん中」の通貨だ。
客観データを補足しておく。
- 政策金利:約6.5%(2026年3月)。メキシコと同水準だが、レートが低い分、投資効率は上
- 為替リスク:トルコリラより低い。EU加盟国としての経済基盤がある。ただし新興国通貨のリスクは残る
- 投資効率:レートが極めて低い(0.47円)ため、少額で大量に持てる。50万円での月間スワップはメキシコペソの約3倍
- 注意点:取り扱いFX会社が限られる。LIGHTペア(LIGHT FX)等の条件が有利な銘柄で取引するのが前提
結局、どれを選べばいいのか



ここまでの情報を整理して、明確に答えを出しておこう。
| あなたの状況 | 選ぶべき通貨 | 理由 |
|---|---|---|
| 20〜30代。時間がある。安定重視 | メキシコペソ | 10年以上の複利で威力を発揮。安定感が最大の武器 |
| リスクを取れる。高いスワップが欲しい | トルコリラ | 50万円で月26,700円。ただし低レバレッジが絶対条件 |
| リスクは抑えたいが効率も欲しい | ハンガリーフォリント | メキシコペソの3倍の効率で、トルコリラより低リスク |
| 50代。時間がない。でも毎月の景色を変えたい | トルコリラ+ハンガリーフォリントの二刀流 | 月5万円=毎週の家族外食+年2回の旅行積立が可能に |
最後の行が、ノリスが実際に選んだ答えじゃ。
50万円ずつ、合計100万円。 トルコリラで攻め、ハンガリーフォリントで守る。 2通貨に分散することで、一方が暴落してもダメージを半分に抑えられる。
ただし、これが「正解」だとは言わん。 ノリスの状況(50代・NISAと併用・100万円の余裕資金)に基づいた判断であり、 あなたの状況が違えば、答えも違って当然じゃ。
僕はトルコリラ+ハンガリーフォリントにした



僕の答えはこうなった。
- トルコリラ:セントラル短資FXに50万円。27万通貨。月約27,000円(レバレッジ2倍)
- ハンガリーフォリント:LIGHT FXに50万円。300万通貨。月約23,000円(レバレッジ3倍)
- 合計:月約50,000円のスワップ
正解かどうかはわからない。10年後にしか答えは出ない。
でも、メキシコペソだけだったら月5,100円。 トルコリラだけだったら為替リスクが集中する。
2通貨に分けたことで、リスクを分散しながら「毎月の景色が変わる金額」に届いた。
含み損も抱えている。それも全部公開しています。
口座・通貨・レバレッジ・スワップ・含み損。 僕の設定のすべてを見たい方は、次の記事へどうぞ。
免責事項
※本記事は筆者(ノリス)の投資体験に基づく個人的見解であり、特定の通貨・金融商品・投資手法を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。スワップポイントは金利動向等により日々変動し、将来の利益を保証するものではありません。記事内のシミュレーションは為替変動なし・スワップポイント一定の仮定に基づく理論値であり、実際の投資成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。










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